前回の記事>>[子ども歯列矯正歯科選びで失敗!?|子どもの歯科矯正(1)]を読む
半信半疑で始めた床矯正。1週間ほどに1回、矯正装置のネジを回して広げていくという仕組みです。
上の歯にも下の歯にも装置を食事以外、1日中つけっぱなし。小学校2年生の娘にすればかなりしんどかったんじゃないかなと思いますが、頑張って付けてくれていました。
今回は床矯正の様子、歯並びの変化、その後についてレポします。
定期的にネジを広げる
口の中の状態や歯並びによって人それぞれですが、1週間〜2週間に1度、ネジを広げていくということをひたすら続けていきます。
ネジを広げたすぐ後はやはり、顎を広げているだけあって、「痛い痛い」とよく言っていました。
あまり痛すぎると、ちょっとネジを戻して…を繰り返しながらなんとか毎日続け、定期検診も、1ヶ月に1回程度の頻度でしっかり通い、比較的早い段階で前歯のねじれは改善しました!
。。。でも、床矯正って大人の歯が生えてくるスペースをしっかり確保するための準備であって、元々スキマだらけ、しかも前歯は永久歯、、、の娘は、スキマが空きすぎてかなりみっともない口元でした。
いつまでこの状態が続くのだろうと疑問に思い定期検診で相談するも、「問題なし」との判断。。。
こんな日々がかれこれ1年半ほど続きました。
他のクリニックに相談へ!
そしてある日、他の医院で矯正治療を始めたRちゃんの、すっかり綺麗になった歯並びを見て、さすがにうちの子、スキマ空きすぎだよね?????(冷静になったのが遅かった(/ _ ; )、ゴメンよ、娘。)と。
この気づきがきっかけで、思い切って、別の矯正歯科へ相談に行くことにしました。
今「矯正治療中ですが見ていただけますか?」とお願いして、カウンセリングを設けてもらうことに。
すると、やはりこの床矯正では歯と歯の隙間が広すぎるし、結局は自然に治らずにワイヤーで綺麗に戻すことになるかもとのことで、子どもへの負担や時間を考えても、短期間で比較的綺麗に仕上がる「マウスピース矯正」を薦められました。
結局矯正をやり直すことになるので、親としての判断ミスにかなり自己嫌悪、そして娘への申し訳なさでいっぱいになりました。
ただ一つ、床矯正をしていてよかったことも
これまでの矯正治療の費用に加えて、さらに新たに費用がかかるため、精神的にもお財布的にもダメージを受けていましたが、唯一床矯正をしていてよかったことがありました。
それは、ガタガタの歯を綺麗に治すよりも、ある程度隙間が空いた歯の方が、治療を進めやすいということ。
床矯正で随分広げていたため、歯が重なるようなこともなく、大人の歯も生えるスペースが十分にあること、広がったものを成長と様子を見ながら綺麗に閉じるだけなので、負担もかかりにくいなどの利点がありました。
今回の失敗で気づいたこと
やっぱり、歯でも病気でもそうですが、セカンドオピニオン的な存在って非常に大切だなと感じました。
院長の対応や方針にとても不信感を持っていながらも、何も対策をしなかったので、これからは少しでもあれ?と思うことがあれば面倒でも、どこかに相談に行くべきだと感じました。
もし、今、矯正治療に迷われている方や通っているクリニックの方針に少しでも疑問を持っているという方は、何件か他のクリニックに話を聞きに行くことを個人的にお勧めします!