近年、子どもの歯科矯正は当たり前のようになってきました。
小学生になると大きな前歯の生え替わりがあり、そのあたりで気になりはじめるのが歯並び。多くの方が歯列矯正のことを調べたり、知り合いに聞いたりするのではないでしょうか。例に漏れず私もそうでした。
今回は子どもの歯列矯正、矯正歯科について、我が家の失敗した体験談を含め振り返ります。
小児矯正歯科っていろいろ…
小学1年生で上の前歯2本が生え変わり、前歯がちょっとおかしな角度で生えてきていることが気になり、いろいろとインターネットで調べましたが、当時は床矯正が主流な感じで、わりとどこの矯正歯科でも子どもの歯列矯正は床矯正が推されていました。
とりあえず歯並びを良くするためには広げておくって感じですよね。子どもの歯を見てもスキマだらけでしたが、とりあえず本人に合う矯正治療を聞いてみようと、地元でもたくさん通っている知り合いがいる2駅隣の矯正歯科の予約をしました。
まずは診てもらってお話
なかなか人気の矯正歯科で予約が1ヶ月ほど先になりましたが、無事に取れて来院。
最初は子どもの口の中を見て、矯正の説明を受けて〜という感じで
- 次回以降の検査について
- 矯正の大まかな流れ
- 料金について
の説明を受けて終わりました。やっぱり床矯正で顎を広げる治療からと言われました。それからワイヤー治療で綺麗に歯を並べていくとのことでした。
一応、「これだけスペースあっても広げるんですか?」と気になることは聞いたのですが、当然のように「これから奥歯も生え変わるとガチャガチャになって広げなかったら八重歯が出てくるよ」と返されてしまいました。
信頼できる見分け方が分からなかったことに後悔
先生と話している時でも、ほとんどが「これまでの矯正の成功事例を見せる」時間で占めていたように思います。歯の模型ばっかりいくつも出してきて、これがこんなに綺麗になりました、とかそればかり。私としては、うちの子の今の状態をどういう形で綺麗に治していくのかを知りたかったのですが、具体的には聞けずでした。
なんかちょっとここでのやり取りでモヤっとしてはいたのですが、この違和感を良しとしてしまいました。
<注意!> 結果、後悔することになるのは、もう少しあとの話。
とにかくやってみなきゃ分からない!
他の矯正歯科もいくつか調べてみましたが、あまり口コミが良くなかったこと、値段が大幅に高かったことなどで、結果的にこちらの矯正歯科でお願いすることになりました。
もうとにかくはじめてみなくては分からない!放っておいても変わらないし!という半ばヤケクソの状態でした。
ちなみにうちの子は前歯の生え方が少し斜めで歯がねじれている形でした。それ以外は歯並びは良く、矯正レベルとしては低めの方だったと思います。それでも治療費30万円でした。
次は歯列矯正の経過をレポートします。少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。